旅人たちの紡歌

眠りの白に導かれ

唯一の肉親であった兄を戦争によって亡くした少女エルセは、幼なじみのターキィのもとへ身を寄せる。
しかし、平穏だと思われた日常は徐々に姿を変えていく。ある日、エルセはまるで何かに導かれるように、兄の命を奪った敵国トロイラへ向かうことになる。

そこで待ち受けていたのは、遠い昔から眠り続けてきた、一つの意思だった――。

原稿用紙372枚/完結

本編目次

序章「月の下で」

1章「始動」

2章「忍び寄る者」

幕間 ディルケス

3章「夢幻の狭間で」

4章「交差と翻弄」

幕間 ミュゼ

5章「祈りの向かうその先へ」

6章「追想」

幕間 イアトス

7章「憧憬の果て」

幕間 リオット

8章「眠りの白に導かれ」

終章「繰り返される物語」

番外編

12枚/ウェルバーニアとフーリエスの約束